2014年 01月 29日
Agape Substance(アガペ シュプスタンス)の 元シェフが自分の店をオープンしてから間もないのに 話題と人気で1週間先まで予約がいっぱい。 ナチュラルな木を使い柔さを出しており 北欧風をイメージさせられますが 料理の内容も北欧人が作るものに 自然と似てくるのか ただ真似をしているだけなのだろうか。 星を狙っている意気込みを どこからともなく感じてきますが それにしても、サービスの手際の悪さが目立つ。 最初からチマチマした料理にガッカリです。 珍しい食材を使い 少量ずつ料理をだすスタイルはここ10年の流行り。 ほとんどの料理に 美味しさを感じる喜びや感動がなく 私にはどうしようもなく退屈な食事となりました。 藁の上の小さな小さな自家製ブリオッシュと 燻製されたバターのクレーム。 牡蠣とキューイ、柚子。 湯葉、ニンニクが香るソース。 まさかの卵、フロマージュとハーブ。 ホタテ、玉ねぎ すっぱさが強調されたシトロンのコンフィチュール。 生に近い新鮮なイカとイカ墨 そして、香ばしく焼いた1枚のほうれん草が美味しかった。 燻製うなぎと黒ゴマのソースの中にりんご。 鳩肉とベトラヴ。 鳩独特な臭みが残されていたのは嬉しいが 最後まで物足りないものがありました。 ふた口目まで青臭さを楽しむことができた カリフラワーとココの冷たいクレーム。 Sola のほうが芸術的だった そっくりなクレモンティーヌのデセールは 海綿のようなパンが今ひとつ。 ヴァニーユで煮詰めたセロリも止めてほしい。 酸味が非常に強いカフェは フランスで飲んだことがないキリマンジャロを思い出す。 運ばれてきたお砂糖は日本の黒糖のようなもの。 そのまま食べてみたら口の中が妙に落ち着き 止められなくなってしまいました。 この店が高い評価を受けたり 星を取ったりしたら フランス料理界に私は失望するでしょう。 David Toutain
by lenoel
| 2014-01-29 06:27
| restaurant français
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