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2014年 05月 16日

日本人シェフのシンプルな料理の奥深い味 A & M

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28年前に片道航空券だけでパリにきて
野菜の皮むきを数年・・・
蟹剥きを数年・・・
と、長い年月の下積みをしてきた福山シェフ。

近年では、独創的な料理がもてはやされていますが
上辺だけの薄っぺらいものを食べても
何の感動もないし
「美味しさ」さえも感じないことが多い。
それは、基本が身についていないのに
自己流に崩しているからだそうです。
何か勘違いしている料理人がつくったものを
食べてしまったときの失望感
ひどいときは腹が立ってくることもあります。

福山シェフは期待を裏切ることなく
包み込まれるような優しい味を食べさせてくださるのは
料理人の懐の深さと貫禄からでしょうか・・・。

シャンパーニュ、ご馳走さまです。



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すがすがしい季節に合った
アボカドと赤ピーマンのソースと一緒に
蟹をたっぷりいただきました。



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春らしい可愛い盛り付けで
白アスペルジュの嬉しいサービス。
ありがとうございました。



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羊肉とほど良い食感の野菜いろいろは
日本人シェフらしく丁寧につくられています。

厨房とつながっているサルでは
カシャカシャカシャ、トントントン
時々バーンと音が聞こえてくるくらいで
シェフや従業員たちの声がほとんど聞こえてこない。

シェフ曰く、気持ちをコントロールできなければ
そのときの気分が料理にでてしまう
それに、客の立場だったら
怒鳴り声を聞きながらでは料理を楽しむことができない
とのことですが
私の経験上でも怒鳴り声のする店では
美味しい料理にありつくことができませんでした。



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中から熱々のショコラが流れてくる
ムワルー・オー・ショコラとヴァニーユのグラス。

これだけの量をサラリと食べれることができるのは
質がよい料理の証です。


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片道キップでフランスに渡る料理人が
今の時代にいるでしょうか・・・。
やはり、このようなシェフの存在は偉大なのです。


M&A
136 bd Murat 75016 Paris
Tel: 01 45 27 39 60


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by lenoel | 2014-05-16 05:44 | restaurant francais


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